SLのメンテナンス ~大宮で技術を学ぶ3人の若者~

2013年6月18日

JR東日本で唯一、SLの復元や定期検査等の大規模な車両修繕を行っている施設が大宮総合車両センターです。
そのJR東日本大宮総合車両センターで、平成24年12月から盛岡車両センターの3名の若手社員がSLメンテナンスを学んでいます。
これは、C58 239の復元や、他の蒸気機関車の検査・修繕を通じて「SLの構造を知り、メンテナンス技術を習得する」ことを目的としています。彼らは、C58 239の復元後は、盛岡へ戻り実際にC58 239のメンテナンスに携わります。
今日は、その3人の様子をご紹介します。

3人のうち2人は、ジェットタガネと呼ばれる専用の工具で、C58 239の板バネから静態保存時に塗られた塗料や汚れを取り除く作業を行っていました。空気の圧力により釘の束に振動を与え塗料を剥離させていくという、とても根気がいる作業ですが、部品を再使用するためには重要な作業です。

C58 239の板バネから塗料や汚れを取り除く

もう1人は、洗浄槽で給水ポンプの小さな部品の汚れを落す作業をしていました。汚れを落すという単純な作業ですが、部品一つひとつの状態をしっかりと確認するためには、欠かせない作業です。

C58 239の給水ポンプの部品の汚れを落す

「自分たちのSL」「岩手の地で自分たちが中心となりSLを守っていくんだ」
そんな気概を持って、取り組んでいる様子がひしひしと伝わってきました。

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